顎関節症の症状と原因について知ろう!

こんにちは。
豊田デンタルクリニック、院長の栗俣です。
7月20日はハンバーガーの日です。
1971年7月20日にオープンした「マクドナルド」日本1号店の開店日にちなんで、日本マクドナルド株式会社によって制定されました。
お口を大きく開けて食べるハンバーガーですが、顎関節症だと食べづらくなってしまいます。
今回は、顎関節症の原因と治療方法についてお話しします。
顎関節症とは?
顎関節症とは、お口を開けようとすると顎関節や顎を動かす筋肉が痛んだり、お口の動きに制限が生じる病気です。
顎の関節には、骨の間でクッションのような役割をする「関節円板」という組織があります。これがズレると、骨と骨がこすれて音が出たり、痛みが生じたりします。
顎関節症の原因
顎関節症の原因はさまざまであり、ひとつに特定することは難しいですが、主な原因としては以下のようなことがあげられます。
- ストレス
- 歯ぎしり、食いしばり
- 頬杖
- 片噛み
- うつ伏せ寝
- 猫背
顎関節症の主な症状
顎関節症の主な症状は以下のとおりです。
- 噛みしめると、顎の関節が痛い
- 食事中に顎がだるい
- 口の開閉がスムーズにできない
- 口を開閉するときにカックン、コッキンという音がする
- 耳の前や頬、こめかみに痛みを感じる
これらのうち、1つ以上当てはまる症状がある場合は顎関節症かもしれません。
気になる症状がある場合は、歯科医院で相談しましょう。
顎関節症を治すためには?
軽度の顎関節症であれば、安静にすることで自然に治る場合もありますが、時間が経って症状が悪化するケースもあるため、早めに歯科医院を受診しましょう。
自宅でできるホームケア
筋肉マッサージや開口ストレッチを取り入れると、痛みを和らげることができます。
また、猫背やうつむいた姿勢を避け、背筋を伸ばして顎を引くことを意識するなど、姿勢を見直してみましょう。
歯科医院での治療
歯科医院では、主にスプリント療法を行なっています。
スプリントというマウスピースを就寝時に装着し、歯ぎしりや食いしばりによる筋肉の緊張を和らげたり、顎関節の位置のズレを調整したりすることで、顎関節への負担を軽減します。
まとめ
顎関節症は放置することで症状が悪化する場合があります。顎が痛くて口を開けられないなど、顎に違和感がある方は顎関節症の可能性があるため、早めにご来院ください。
当院では、顎関節症の治療としてスプリント療法のほか、適切なホームケアについてもお伝えしています。
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