お口の健康は歯ぐきの健康から!歯ぐきを健康に保とう

こんにちは。
豊田デンタルクリニック、院長の栗俣です。
皆さまは普段、ご自身の歯ぐきの色をチェックしていますか?
むし歯には気を付けていても、歯ぐきの色や状態を気にしている人は少ないかもしれません。
お口の中を健康に保つためには、日頃から歯ぐきをチェックすることが大切です。
今回は、歯ぐきのケアについてお話しします。
健康な歯ぐきの状態を知ろう!
健康な歯ぐきは、指で触るとすこし硬く感じるくらいの弾力があります。また、歯と歯ぐきの間にすき間がなく、キュッと締まった薄いピンク色をしているのが特徴です。
一方で、以下のような場合は歯周病の可能性があります。
- 歯ぐきの色が紫や赤黒くなっている
- 歯磨きやフロスを使用したときに出血がある
歯周病は放置しておくと、最終的には歯が抜け落ちてしまう場合もあります。
「歯ぐきの色が変わった」「歯ぐきが腫れている」「歯磨きをすると血が出る」など、気になる症状がある場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。
歯ぐきのセルフケア
自宅でできる歯ぐきのセルフケアとしては、毎日の歯磨きと、歯ぐきのマッサージがあります。
歯磨き
歯と歯ぐきの間に食べかすが残らないよう、歯と歯ぐきの間を丁寧に磨きましょう。歯ぐきの状態が良くないときは、抗炎症作用があり、研磨剤を配合していない「歯周病予防用歯磨き剤」の使用がおすすめです。
また、歯ブラシだけでは落とせない歯と歯の間の汚れを落とすために、フロスの使用も効果的です。
歯ぐきのマッサージ
歯磨きの後に、歯ブラシや指で歯と歯ぐきの間をやさしくマッサージしましょう。マッサージをすると血流が良くなり、免疫力アップが期待できます。歯ブラシで行う場合は、歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを当てて、やさしく小刻みに動かしましょう。
指で行う場合は、指の腹で奥歯から前歯に向かって円を描くようにクルクルとやさしく2分程度マッサージするのがおすすめです。
まとめ
歯ぐきの状態は、ご自身ではわかりにくいかもしれません。しかし、毎日歯ぐきの状態をチェックすることで、いつもと違う変化に気付けるようになります。歯周病など歯ぐきの病気を防ぐためには、丁寧な歯磨きと歯ぐきのマッサージが効果的です。
当院では正しい歯磨き方法のほか、歯ぐきのマッサージのやり方についてもお伝えしています。気になった方はぜひお気軽にご相談ください。
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