歯科検診と正しい歯磨きの重要性
こんにちは。
豊田デンタルクリニック、院長の栗俣です。
「よい歯の日」は4(よ)1(い)8(は)と読む語呂合わせから日本歯科医師会さんが、80歳になっても20本以上の歯を保とうと始めた「8020運動」の一環で、1993年に制定されました。
80代の歯の本数
永久歯は全部で28本、親知らずを入れると32本。
皆さまはご自身が80歳になったとき、何本の歯が残っていると思いますか?
厚生労働省が「歯科疾患実態調査」という調査を2016年に行いました。
その調査報告「一人平均喪失歯数」から逆算して歯の残数をみてみると以下のような結果でした。
- 50代で25~26本
- 60代で22~24本
- 70代で18~20本
- 80代で11~16本
また、2020年の結果は以下の通りでした。
- 50代で25~26本
- 60代で23~25本
- 70代で18~21本
- 80代で14~15本
健康な歯を長く維持することは、意外に難しいものです。
歯で噛めることは大きな喜び
60代以上へのあるアンケート調査では、失って後悔したもの第1位は「歯」だったそうです。
誰でも若いうちは自分が歯を失うなんて想像しませんよね。
もちろん、歯を失っても今ではインプラントや入れ歯など補う方法はいろいろありますが、自分自身の歯で噛める喜びは、失って初めて感じることでしょう。
歯とお口の健康は、からだの健康維持へとつながります。
まとめ
当院では定期的な歯科検診を推奨しています。
むし歯や歯周病の予防には正しいセルフケアが欠かせません。そのため歯科検診などでセルフケアの方法を確認し、お一人おひとりに合う方法をお伝えしています。
ぜひ「よい歯の日」をきっかけにご自身やご家族の歯のことを考えてみてください。
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