【1月23日はオメガ3の日】オメガ3で健康な歯ぐきを守る

オメガ3

こんにちは。
豊田デンタルクリニック、院長の栗俣です。

1月23日は「オメガ3の日」として、健康が「1、2、3」とステップアップする願いを込めて制定されました。オメガ3脂肪酸は、青魚・エゴマオイル・アマニオイル・くるみなどに含まれており、血管の健康を守るほか、さまざまな健康効果が期待できると注目されています。

今回は、オメガ3脂肪酸の特徴と、その効果が歯周病予防にどのように役立つのかについてお話しします。

オメガ3が含まれる食品とは?

オメガ3脂肪酸は、植物由来と魚由来の二つのタイプに分けられます。
植物由来のオメガ3脂肪酸であるαリノレン酸は、エゴマ・アマニ・くるみなどに多く含まれており、ドレッシングや和え物にオイルとして使うことで手軽に摂取できます。ただし、これらのオイルは酸化しやすいため、加熱調理には向きません。

一方、魚由来のオメガ3脂肪酸であるDHAやEPAはサバ・イワシ・アジ・まぐろ・かつおといった青魚に多く含まれます。

オメガ3の健康効果

オメガ3脂肪酸は多岐にわたる健康効果が期待されています。以下のような効果が特に注目されています。

DHA(ドコサヘキサエン酸):魚由来

記憶力の向上に役立ち、脳の健康維持に効果的といわれています。

EPA(エイコサペンタエン酸):魚由来

動脈硬化や心筋梗塞の予防、ダイエット効果、さらには筋肉痛の緩和も期待されています。

αリノレン酸:植物由来

アレルギー物質の抑制や血栓の予防、血圧を下げる効果があるとされています。

さらに、オメガ3脂肪酸には細胞の修復を促進する作用があり、炎症を抑える効果もあるため、歯周病の予防にも効果が期待されています。

歯周病予防に役立つオメガ3

歯周病は、歯ぐきに炎症が起こり、進行すると歯を支える骨が溶けてしまう病気です。
オメガ3脂肪酸は、歯周病で破壊された細胞の修復を高め、炎症を抑える働きがあります。そのため、歯周病の進行を予防するための食生活にオメガ3を取り入れることが効果的です。

例えば、エゴマオイルを使った野菜の和え物や、アマニオイルをドレッシングに加える方法がオススメです。また、青魚を積極的に食事に取り入れることも効果的です。焼き魚に限らず、調理が手軽なサバの缶詰やアジの缶詰を活用することで、オメガ3を無理なく摂取できます。

毎日の心掛けが歯の健康を守る

オメガ3脂肪酸を日々の食事に取り入れることで、歯ぐきの健康を守り、歯周病の予防につながります。しかし、食事だけで歯周病を完全に防ぐことは難しいため、定期的な歯科検診も重要です。当院では、歯周病のチェックや治療を行うとともに、日常生活での歯ぐきのケア方法もお伝えしています。
歯周病が気になる方や、歯ぐきの腫れや出血などがある方は、ぜひ当院にご相談ください。

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